トイレが詰まった時のコンビニ活用法!何を利用できる?

トイレが詰まった時、できる限り自分自身で解決したいと思う方は少なくないと思います。

通常、ラバーカップのような対策グッズがあれば解決できる可能性が高まりますが、対策グッズがないご家庭も少なくないでしょう。

このようなケースで、グッズの購入先としてコンビニを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、トイレが詰まった時にコンビニをどのように利用できるのかについて解説します。

コンビニには「トイレ対策グッズ」は販売されていない可能性が高いものの、活用法次第ではかなり役立つはずです。

コンビニでトイレつまり専用の道具を購入することは難しい

現状やこれまでの状況をリサーチしたかぎり、大半のコンビニ店舗ではラバーカップ(スッポン)などのトイレつまり対策グッズの取り扱いがありません。

地方にもたくさんの店舗があり、24時間営業をしているコンビニに取り扱いがあれば、万が一の時に安心ですが、コンビニでは購入できないと考えた方がよいでしょう。

ラバーカップ以外にもトイレの詰まりに対して有効と考えられる道具がいくつかありますが、基本的にこれらはコンビニにはあまり置かれていません。
トイレ詰まり対策グッズ
  • 真空式パイプクリーナー
    ラバーカップよりも強い吸引力をもつトイレつまり対策グッズ
  • ワイヤーブラシ
    ワイヤーの先端にブラシのついた、配管専用の清掃用具

限られたスペースの中で営業をおこなっているコンビニでは、用途が限られている「つまり」対策グッズを見つけるのは難しそうです。

※100円ローソンなどの100円均一ショップ型の店舗やドラッグストア併設型の店舗など、品ぞろえの特色のある店舗もあります。

また、地方都市では、生活用品を充実させている店舗が多い傾向がみられます。

コンビニでトイレの「つまり」対策用品をそろえるのが難しいのは事実ですが、ケースバイケースです。

コンビニ売っているトイレ詰まり解決に使用できるグッズ

工具

トイレ「つまり」対策グッズは一般的なコンビニにはあまり売っていませんが、トイレ詰まりの際に役立つ道具は多数販売されています。

ここで紹介する道具をうまく活用すれば、トイレ「つまり」解消に役立ちます。

ゴム手袋

ゴム手袋は、トイレつまりの対策の為にさまざまな用途で利用できます。

  • 便器に手を伸ばして直接詰まったものを拾い上げる
  • ゴム手袋を装着した手で拳を作り、排水口に出し入れすることで簡易的なラバーカップ代わりにする
  • ラバーカップや薬剤を使用する際に、手の衛生保護のために使用する

ゴム袋がないときにはビニール袋などでも代用可能ですが、どのような形で対処する場合であってもゴム手袋は必須です。

バケツ

トイレつまりの際のバケツの用途は以下の通りです。

  • 便器に流すためのお湯・水などを入れる容器として使用する
  • 薬剤使用時に、トイレに貯まっている水を抜くために使用する
  • 便器から水があふれ出そうなときに、水量を調整するために使用する

トイレの水量を調整する場合には、灯油用ポンプとあわせて使用するとよいでしょう。

ペットボトル

ペットボトルの底面をハサミやカッターナイフで切り取れば、簡易的なラバーカップのようにして使用できます。

使用するペットボトルは、500mlサイズのもので問題ありません。

切り取った断面が尖っていると、便器を傷つけてしまうリスクがあるため、断面をビニールテープなどで留めておきましょう。

手順は、ペットボトルのフタ側を指で押さえながら、排水口の部分に指を出し入れするのみでOKです。

割り箸

割り箸で、排水路につまっているものを拾い上げたり、「つまり」をほぐしたりすることも可能です。

排水口のすぐ近くでなにかが詰まっている際には、割り箸の利用が効果的な場合があります。

手軽に使用できますが、折れたり割れたりすると中で詰まってしまうことがあるため、対応に注意しましょう。

トイレ用洗剤

トイレ用洗剤は、つまりの種類に合わせて使い分けをすることが重要です。

尿石(尿の成分が固まったもの・トイレの黄ばみや悪臭の原因)の詰まりに対して効果を発揮するのは、酸素系(酸性)の薬剤です。

塩素系(アルカリ性)のトイレ用洗剤は、トイレの詰まりに対して直接有効ではないものの、軽度なトイレの詰まりであれば解消できることがあります。

コンビニでトイレの詰まり道具を購入できない場合の対策

業者

コンビニで販売されている道具・商品ではトイレの詰まりを解消できない場合には、別の方法を考える必要があります。

対策としては大きく分けて2つあります。

ホームセンターで道具を購入する

ホームセンターは、トイレの「つまり」対策に必要なグッズが揃っています

小型店であっても、ラバーカップ・真空式パイプクリーナー・各種トイレ用洗剤などを購入できるでしょう。

トイレ「つまり」のグッズを当日中に欲しいときに最も確実に道具を仕入れられるのは、ホームセンターです。

水道修理業者に依頼をする

水道修理業者に依頼すれば、大半のトイレ「つまり」は即日対応してもらえます。

24時間対応・スピード駆けつけに対応している水道修理業者に依頼をすれば、夜中や早朝のトラブル時でも対応してもらえます。

トイレ修理を依頼した際の費用相場についても解説しているので、参考にしてみてください。

トイレ詰まりの対応中にコンビニのトイレを借りる

トイレの詰まりの修理が完了する前には、自宅のトイレが利用できない状況が考えられます。

このようなケースで、近くにコンビニがあれば、トイレを使用させてもらうこともできます。

自宅のトイレが利用できないケースとして考えられる状況は2つあります。

つけ置きが必要な薬剤の利用中

トイレの詰まり除去剤によっては、数時間のつけ置きを必要とするものもあります。

例えば、バクテリアの力を使ってトイレの詰まりを解消する薬剤などです。

水道修理業者の駆けつけ・修理完了までの待ち時間

水道修理業者を依頼した際に、状況やエリアによっては、駆けつけまでの時間が長くかかる場合もあります。

時には、当日中の駆けつけができないケースも起こりえます。あるいは部品の交換が必須の場合など、当日中には作業が完了しないこともあるでしょう。

まとめ

限られたスペースの中で幅広く商品を取りそろえているコンビニエンスストアですが、トイレ「つまり」対策グッズは販売されていないことが多いようです。

それでも、つまり解消に役立つさまざまなグッズが販売されています。

つまりの症状や状況にも寄りますが、コンビニをうまく活用することで、「つまり」を解消できるケースも考えられます。

コンビニで販売されている道具を使用しても解消が難しい場合には、水道修理業者に依頼するのも一つの方法ですので検討してください。