トイレのつまりは急に起こるもの。つまってしまうと、トイレを使えなくなってしまうので、今すぐにでも自宅にあるもので直せたら助かりますよね。
そこで今回は、絶対備えておくべき「トイレつまりに使える道具」をご紹介します。どれも手軽に手に入るものばかりなので、ぜひトイレつまりの際にご活用ください!
トイレつまりに使えるひみつ道具5選
それでは早速トイレつまりに使える「おすすめのひみつ道具」を5つご紹介します。
①ラバーカップ
トイレつまりの解消法で最も一般的なのが、ラバーカップです。
ラバーカップとは、長い柄にゴムでできたカップ状の吸引器具が付いた道具のことで、「スッポン」という通称でも呼ばれています。
トイレやキッチンなど排水口のつまり解消に使用される道具で、軽度のつまりならラバーカップで解消できるケースがほとんどです。
ラバーカップだけではないその他のトイレ詰まり解消方法はこちらで詳しく紹介しています。
ラバーカップは、ホームセンターなどで1,000円前後で購入できるので、いざという時のために購入して自宅に置いておくことをおすすめします。
【ラバーカップの選び方】
ラバーカップには大きく2種類ありますので、自宅のトイレの様式に応じて選びましょう。
- 底の出っ張りのない「和式用」
- 底の先が出っ張った「様式用」
先の出っ張りのない「和式用」は、主に和式便器で使用するラバーカップです。このタイプは、キッチンやお風呂などの排水口にも使えます。
現在のご家庭は洋式トイレが多いと思うので、トレイには「様式用」を使います。商品によっては、先の出っ張り部分を出し入れできる和洋兼用のものもありますので、お好きなものをお選びください。
ラバーカップは、ホームセンターなどで1,000円前後で手に入るので、購入して自宅に置いておくことをおすすめします。
ただし、ラバーカップは水位が低いと使えないので、そういった時は他の方法を試しましょう。
②ワイヤーブラシ
トイレの掃除用ブラシなどが届かないところでつまりが生じている場合は、ワイヤーブラシで解決できる可能性があります。ワイヤーブラシは、排水管など狭くて奥まった箇所を掃除するための道具。自由自在に曲がるので、入り組んだ形状の場所の清掃も可能です。
ワイヤーブラシは、製品によってブラシの先端の形状や素材に違いがあります。良く見かけるのは、プラスチック製のブラシ状になっているものや、金属製のコイルがついているもの。
こびりついた汚れを落としたい時はブラシタイプ、固いつまりを削り取る場合は、コイルのブラシヘッドなど、つまりの症状に合わせて選ぶと良いでしょう。
③真空式パイプクリーナー
真空式パイプクリーナーは、ラバーカップと似たタイプの道具で、「つまりを吸引して解消する」という仕組みです。ラバーカップよりも真空式パイプクリーナーは、吸引力が強く、ローポンプは水位が低くても使えるというメリットがあります。
真空式パイプクリーナー、トイレ以外にキッチン、洗面台などのつまり解消にも使用可能です。水位が上がらなくて、使えるのでラバーカップで解消できないつまりも解決できます。
ただし、次のようなつまりには対応不可です。
- 大量の紙つまり
- 固形物が原因のつまり
- 排水管奥で長年蓄積した汚れによるつまり
上記のような場合は、高圧洗浄や排水管の修理などの作業が必要になる可能性があります。
④ミスターポン
ミスターポンは、強力な炭酸ガスを噴射して、トイレつまりの原因となっているものを吹き飛ばしてつまりを解消する道具です。ミスターポンは、ラバーカップや真空式パイプクリーナーよりも強力で、生理用品やおむつなど水を含んで膨張するものにも使用可能です。
使い方もとても簡単!スイッチを押すだけなので、操作に慣れていない人でも手軽にトイレのつまりを解消できます。
⑤ハンガー
「トイレが詰まったけど、トイレつまり用の道具がない!」という時もご安心ください。
自宅にある針金ハンガーでもトイレつまりの解消は可能です。針金ハンガーは自在に形を変えられるため、ワイヤーブラシの代用品として使えます。
- ハンガーを素手やペンチなどを使って、まっすぐ伸ばす。
- 先端部分から大きく折り曲げて、や数字の「9」のように先が輪になるようにする。
- トイレの排水管にハンガーの輪の部分から差し込み、ゆっくりと上下左右に動かしながらつまりの原因を探る。
- つまりの原因が見つかったら、そのかたまりを少しずつ分解し、水を流していく。
針金ハンガーで解消できるトイレつまりは、トイレットペーパーなど水を流せるものが原因の場合のみです。